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TIP ETF下落続くねー(T_T)
実質金利が上昇し続けてるからね。米国債10年実質金利のデータをFederal Reserve Bankが提供してくれているから、それを使ってTIP ETFとの相関性を調べてみたら?
OK! Here we go-!
Pythonの勉強も兼ねて!
米国債10年実質金利のデータを読み込む
- TIP ETFの株価はYAHOO サイトから読み込む
- 米国債10年実質金利の指標はFederal Reserve Bankから読み込む
データの読み込みは以下の通りです。
import pandas_datareader.data as data
import datetime
st = '2008-01-01'
ed = datetime.datetime.now()
tip_df = data.DataReader(['TIP'],'yahoo',st,ed)['Adj Close']
tip_df['DFII10'] = data.DataReader(["DFII10"], "fred", st, ed)
読み込んだデータは以下の通りです。
Symbols TIP DFII10
Date
2007-12-31 69.620338 NaN
2008-01-02 70.173096 1.59
2008-01-03 70.409958 1.58
2008-01-04 70.390266 1.56
2008-01-07 70.377090 1.57
... ... ...
2022-09-26 105.820000 1.56
2022-09-27 105.260002 1.64
2022-09-28 107.120003 1.39
2022-09-29 105.620003 1.57
2022-09-30 104.900002 NaN
3715 rows × 2 columns
これをグラフで表示します。
ax1 = tip_df.plot(y=['TIP'])
ax2 = tip_df.plot(y=['DFII10'],ax=ax1,secondary_y=True)
ax1.set_ylabel('TIP')
ax2.set_ylabel('DFII10')
グラフを観てTIP ETFと米国債10年実質金利は逆相関の関係にあることがわかります。米国債10年実質金利が上がるとTIP ETFは下がり、米国債10年実質金利が下がるとTIP ETFは上がる。
つまり、米国債10年実質金利の頂点を見極めれば低リスクの投資が可能と言えるのではないでしょうか?
米国債10年実質金利の居心地のいい水準を探る
上記理由により、TIP ETFを売買する上で米国債10年実質金利の動きを推測することが非常に重要であることが分かります。
- 米国債10年実質金利は永遠に上昇し続けるか?
- インフレを抑え込んだ後、上昇が止まり高い水準を維持し続けるか?
- インフレを抑え込んだ後、景気をよくするためマイナスへと下落するか?
米国債10年実質金利の平均値を求める
DFII10 = tip_df.loc[:,'DFII10']
DFII10.mean()
0.417095638038471
現在は1.5以上をうろうろなので14年以上の平均よりも高い状態にあります。
米国債10年実質金利の過去の分布を求める
DFII10_bool = (DFII10 > 1.0 )
DFII10_bool.sum()
784
これを繰り返して集計した表が以下の通りです。
過去の範囲 | 日数(比率) | コメント |
---|---|---|
1.0越え | 784(21.2%) | ←今はこの位置 |
0.0越え1.0以下 | 1940(52.6%) | DFII10⤵でTIP⤴ |
0.0以下 | 967(26.2%) |
これイージー・マネーじゃない?
DFII10の頂点が買場だ!
もうはまだなり、まだはもうなりという格言もあるしなんとも。。。
今はインフレ抑制のためにFRBが意図的に国債を売って金利を上げてる。リーマンショック時はおそらく金融不安からパニック的に国債が売られて金利が上昇。今後パニック売りが起こる可能性もあるから、そのケアは必要ですね。
投資は自己責任でお願いします。
更新履歴
- 2022.10.10
- 新規作成
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