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毎月配当金がある米国ETF
しょーた、毎月配当金貰える米国ETFって知ってる?
えー-?毎月配当金貰えるの?
そうなんだ。しかもブラックロックという世界最大の資産運用会社が運用しているので比較的安心だよね。
もちろん毎月配当金を出すことは約束されたものではありませんが、2022年7月時点で私が知っている米国ETFは以下の通りです。BND以外は全てブラックロック。BNDは2020年1月31日時点の運用総資産額は7.1兆米ドル(約765兆円)のバンガード・グループが運用してます。
- BND(米国トータル債券市場ETF):発行株数約9.2億株、経費率0.03%
- AGG(米国総合債権市場ETF):発行株数約8.0億株、経費率0.04%
- TIP(米国物価連動国債ETF):発行株数約2.7億株、経費率0.19%
- TLT(米国国債20年超ETF):発行株数約1.9億株、経費率0.15%
- HYG(米ドル建てハイイールド社債ETF):発行株数約1.9億株、経費率0.48%
全て2022年の7月時点のデータになります。結構ありますよね。この中で、一番利率のいいTIPの過去1年間の配当金の計算をします。
TIP(米国物価連動国債ETF)の配当金
1億円あって、それをドルに変えてTIPを購入すると、
- 1億円 → 729,927ドル(1ドル137円) → 6,459株(1株113ドル)
という具合に6,459株になります。これだけの株数を持ち合わせれば、1ドル137円換算で配当金を計算すると、過去1年間は以下の通りです。
配当単価 | 配当金 | |
2022年7月 | 0.57ドル | 50万円 |
2022年6月 | 1.37ドル | 121万円 |
2022年5月 | 0.94ドル | 83万円 |
2022年4月 | 0.80ドル | 71万円 |
2022年3月 | 0.23ドル | 20万円 |
2022年2月 | 0.44ドル | 39万円 |
2022年1月 | 0.79ドル | 70万円 |
2021年12月 | 0.19ドル | 17万円 |
2021年11月 | 0.12ドル | 11万円 |
2021年10月 | 0.43ドル | 38万円 |
2021年9月 | 0.90ドル | 80万円 |
2021年8月 | 0.78ドル | 69万円 |
2021年7月 | 0.83ドル | 73万円 |
米国出国時に税金10%。日本の入国する時に税金20%ほど引かれて手元に残るのはこの約70%ほどになります。
最高121万円、最低11万円とかなりのバラつきがありますが、「夢の配当金生活」までもう一歩って感じでしょうか?
これなら2人で年2回は海外旅行行けそうだね。
家賃にもよるけどね。生活費が足りなくなったらTIP株を売って現金を作って、余ったら再度TIP株を購入すれば、さほど資産を減らさずに暮らせそうだよね。
これぞマネーでマネーを作る理想的なマネーマシンだね!
TIPの過去20年間のチャート
- 2008年のリーマンショック時20%強下落
- その後4年かけて40%強上昇
- 最近年初から10%強下落中
TIPと金利との相関について
TIPは、インフレ連動型でインフレが上昇すると株価も思われがちですが、実際には米国10年実質金利と連動してます。
- 米国10年実質金利 = 10年名目金利 - 10年期待インフレ率
となり、
- リーマンショックやコロナショックによる景気後退局面ではTIPは下落
- 金融緩和による景気回復局面ではTIPは上昇
となります。
現在は景気後退局面だから株価は下落中ってこと?
今後は、インフレ率が上がると金利も上がり、インフレ率が下がると金利も下がるので、2014年から2018年の様に株価は横横に推移すると考えているんだけど。。。
米国がデフレになったら株価はどうなるんでしょう?
デフレは物価下落を意味するから、しょーた、デフレの兆候を掴んだらTIPは全て売却しなさいよ!
おっと、言い忘れるところだった! 投資は自己責任でお願いします!
更新履歴
- 2022.8.20
- 「TIPと金利との相関について」を追記
- 2022.7.16
- 新規作成
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