【2009年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較する

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年7月9日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

2009年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 54 41 2.6 1.16 11 2.12
永川勝浩 カープ 56 36 2.3 1.32 17 2.73
林昌勇 スワローズ 57 28 2.7 1.04 13 2.05
クルーン ジャイアンツ 46 27 3.0 1.10 7 1.26
藤川球児 タイガース 49 25 5.7 0.82 8 1.25
山口俊 ベイスターズ 51 18 4.0 1.11 20 3.27

2008年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
クルーン ジャイアンツ 61 41 3.4 1.00 15 2.21
藤川球児 タイガース 63 38 6.9 0.69 5 0.67
永川勝浩 カープ 56 38 2.7 0.93 12 1.77
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 51 36 4.1 1.33 16 2.94
林昌勇 スワローズ 54 33 5.6 1.25 17 3.00
寺原隼人 ベイスターズ 41 22 5.5 0.97 26 3.30

リリーバー投手の1~3番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で1~3番目に登板数が多い投手

2009年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
山口鉄也 ジャイアンツ 73 4.4 0.86 11 1.27
アッチソン タイガース 75 4.0 0.89 17 1.70
浅尾拓也 ドラゴンズ 67 4.0 1.16 44 3.49
松岡健一 スワローズ 52 3.8 1.45 29 4.72
高橋聡文 ドラゴンズ 49 3.8 1.05 17 3.08
高崎健太郎 ベイスターズ 56 3.7 1.31 33 4.01
シュルツ カープ 73 3.3 1.05 19 2.28
越智大祐 ジャイアンツ 66 3.2 1.20 26 3.30
押本健彦 スワローズ 51 2.4 1.08 19 2.67
横山竜士 カープ 69 2.2 1.30 25 3.52
五十嵐亮太 スワローズ 56 2.2 1.16 19 3.19
豊田清 ジャイアンツ 46 2.1 1.23 9 1.99
渡辺亮 タイガース 46 2.0 1.28 18 3.40
河原純一 ドラゴンズ 44 1.8 1.00 7 1.85
工藤公康 ベイスターズ 46 1.7 1.79 27 6.51
江草仁貴 タイガース 62 1.6 1.43 19 2.71
真田裕貴 ベイスターズ 68 1.6 1.34 22 2.98
林昌樹 カープ 46 1.4 1.53 23 4.28

2008年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
豊田清 ジャイアンツ 50 9.8 1.08 17 3.30
五十嵐亮太 スワローズ 44 7.0 0.94 12 2.47
山口鉄也 ジャイアンツ 67 5.8 0.99 19 2.32
高橋聡文 ドラゴンズ 54 4.8 1.06 14 2.33
ウィリアムス タイガース 55 4.3 1.25 19 3.09
浅尾拓也 ドラゴンズ 44 3.9 1.03 10 1.79
越智大祐 ジャイアンツ 68 3.5 1.16 19 2.40
押本健彦 スワローズ 67 3.3 1.21 27 3.34
松岡健一 スワローズ 65 3.2 0.95 11 1.39
横山道哉 ベイスターズ 51 2.8 1.31 21 3.22
梅津智弘 カープ 64 2.7 1.06 17 2.62
石井裕也 ベイスターズ 35 2.5 0.97 12 2.38
久保田智之 タイガース 69 2.2 1.42 30 3.16
渡辺亮 タイガース 66 2.1 1.19 20 2.67
シュルツ カープ 55 2.1 1.26 19 3.23
小林正人 ドラゴンズ 46 1.8 1.57 14 4.40
上野弘文 カープ 42 1.5 1.60 26 4.81
小山田保裕 ベイスターズ 39 1.2 1.44 20 3.80

リリーバー投手の4~6番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で4~6番目に登板数が多い投手

2009年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
梅津智弘 カープ 26 4.0 0.85 5 1.82
ネルソン ドラゴンズ 26 3.1 1.27 20 3.58
M.中村 ジャイアンツ 29 3.1 1.55 19 6.18
金村曉 タイガース 22 2.9 1.29 10 2.76
木塚敦志 ベイスターズ 43 2.9 1.33 17 4.83
小林正人 ドラゴンズ 32 2.7 1.03 2 0.84
牧野塁 カープ 14 2.6 1.08 10 4.22
萩原淳 スワローズ 34 2.6 1.63 21 4.81
青木勇人 カープ 29 2.5 1.23 10 3.80
パヤノ ドラゴンズ 34 2.3 1.12 7 2.08
加藤康介 ベイスターズ 31 2.1 1.33 12 3.68
筒井和也 タイガース 45 2.0 1.26 22 3.71
李恵踐 スワローズ 42 1.9 1.51 15 3.65
木村正太 ジャイアンツ 25 1.9 1.19 11 3.38
木田優夫 スワローズ 30 1.8 1.54 30 5.55
ウィリアムス タイガース 31 1.8 1.41 11 3.58
石井裕也 ベイスターズ 28 1.6 1.46 12 4.26
野間口貴彦 ジャイアンツ 25 1.4 1.72 16 4.97

2008年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
阿部健太 タイガース 32 3.8 0.89 17 2.96
平井正史 ドラゴンズ 37 3.8 1.50 16 5.14
東野峻 ジャイアンツ 28 3.3 0.94 17 2.83
長峰昌司 ドラゴンズ 33 3.0 1.70 27 5.65
山北茂利 ベイスターズ 32 2.8 1.85 21 8.72
藤田宗一 ジャイアンツ 39 2.6 1.31 10 3.10
横山竜士 カープ 38 2.4 0.98 7 1.50
吉原道臣 ベイスターズ 25 2.2 1.57 20 6.43
佐藤賢 スワローズ 24 2.0 1.56 6 3.24
江草仁貴 タイガース 55 1.9 1.44 18 2.78
松井光介 スワローズ 27 1.9 1.40 15 3.27
萩原淳 スワローズ 25 1.8 1.66 20 5.63
コズロースキー カープ 26 1.8 1.53 20 4.74
齊藤信介 ドラゴンズ 17 1.7 1.07 5 3.00
能見篤史 タイガース 11 1.7 1.85 6 4.76
西村健太朗 ジャイアンツ 43 1.6 1.27 15 3.00
真田裕貴 ベイスターズ 26 1.6 1.56 28 4.91
岸本秀樹 カープ 37 1.5 1.56 21 5.35

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

2009年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
森福允彦 ホークス 31 26.0 0.88 9 2.73
藤田太陽 タイガース 22 20.0 0.77 5 1.93
藤田宗一 ジャイアンツ 17 16.0 1.36 8 3.93
会田有志 ジャイアンツ 38 9.7 1.31 17 3.92
鎌田祐哉 スワローズ 25 6.8 1.07 6 1.71
加藤武治 ベイスターズ 33 6.7 0.79 8 1.85
小山田保裕 ベイスターズ 27 5.0 1.08 12 3.77
桟原将司 タイガース 35 4.9 1.21 11 3.34
中郷大樹 マリーンズ 29 4.8 1.31 6 2.53
松家卓弘 ベイスターズ 32 4.7 1.19 12 2.38
金剛弘樹 ドラゴンズ 42 4.4 1.21 15 3.21
西村憲 タイガース 36 4.2 1.00 10 2.20
榊原諒 ファイターズ 30 4.1 1.34 28 4.37
根本朋久 マリーンズ 36 4.0 1.65 17 4.21
橋本健太郎 マリーンズ 41 3.9 1.13 14 2.68
松本輝 イーグルス 27 3.5 1.72 14 4.34
山北茂利 ベイスターズ 30 3.4 1.30 8 2.67
森跳二 カープ 37 3.3 1.40 10 2.00
金刃憲人 ジャイアンツ 19 3.1 0.93 6 1.80
宮本大輔 バファローズ 29 3.1 1.50 17 4.99
菊地正法 ドラゴンズ 32 3.0 1.47 21 6.03
松本幸大 マリーンズ 30 3.0 1.21 9 2.59

2008年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
小倉恒 イーグルス 27 12.3 0.88 4 1.06
小椋真介 ホークス 17 7.2 0.48 1 0.43
金剛弘樹 ドラゴンズ 22 5.7 0.81 6 2.00
高橋秀聡 ホークス 23 5.1 0.69 3 0.98
伊藤剛 ファイターズ 30 4.8 1.41 10 2.31
マルテ カープ 35 4.5 0.99 13 2.97
森跳二 カープ 40 4.2 0.99 12 2.36
鎌田祐哉 スワローズ 33 3.7 1.30 12 2.87
能見篤史 タイガース 29 3.7 0.90 5 0.83
仁藤拓馬 バファローズ 17 3.6 1.12 12 3.77
川村丈夫 ベイスターズ 29 3.5 1.01 10 2.93
太陽 タイガース 26 3.5 0.81 3 0.75
玉置隆 タイガース 44 3.4 1.03 12 2.19
高江洲拓哉 ドラゴンズ 15 3.3 1.39 16 7.71
入来祐作 ベイスターズ 22 3.3 1.50 18 5.40
ニコースキー ホークス 14 3.3 1.00 1 0.64
中里篤史 ドラゴンズ 16 3.2 1.02 6 2.75
阿部和成 マリーンズ 28 3.0 1.26 20 3.29

更新履歴

2022.7.9
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2022.06.28
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