【2014年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較する

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年7月9日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

2014年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
呉昇桓 タイガース 64 39 6.2 0.81 13 1.76
マシソン ジャイアンツ 64 30 3.3 1.26 26 3.58
ミコライオ カープ 51 25 1.6 1.20 13 2.45
三上朋也 ベイスターズ 65 21 2.5 1.25 17 2.33
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 34 20 1.8 1.53 12 3.52
バーネット スワローズ 33 14 3.8 1.18 12 3.34

2013年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
西村健太朗 ジャイアンツ 71 42 2.3 1.09 9 1.13
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 55 36 1.9 1.26 11 1.86
ミコライオ カープ 57 27 1.8 1.22 13 2.04
ソーサ ベイスターズ 55 19 2.6 1.19 12 1.79
福原忍 タイガース 50 14 3.5 1.13 6 1.20
山本哲哉 スワローズ 64 11 2.2 1.24 19 2.87

リリーバー投手の1~3番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で1~3番目に登板数が多い投手

2014年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
又吉克樹 ドラゴンズ 67 3.7 0.96 20 2.21
永川勝浩 カープ 52 3.7 1.15 25 4.04
福原忍 タイガース 60 3.6 1.28 24 4.05
秋吉亮 スワローズ 61 3.3 1.00 18 2.28
福谷浩司 ドラゴンズ 72 2.8 1.07 15 1.81
中田廉 カープ 66 2.8 1.31 34 3.89
安藤優也 タイガース 53 2.6 1.46 20 3.80
国吉佑樹 ベイスターズ 49 2.6 1.35 24 3.47
久保裕也 ジャイアンツ 48 2.5 1.34 31 4.73
林昌範 ベイスターズ 56 2.4 1.48 14 3.15
山口鉄也 ジャイアンツ 60 2.1 1.44 19 3.04
中崎翔太 カープ 32 2.1 1.37 19 3.92
金田和之 タイガース 40 2.0 1.36 25 3.61
祖父江大輔 ドラゴンズ 54 1.9 1.21 23 3.53
西村健太朗 ジャイアンツ 49 1.8 1.58 17 2.98
長田秀一郎 ベイスターズ 52 1.8 1.41 20 3.86
久古健太郎 スワローズ 46 1.7 1.54 21 5.61
山本哲哉 スワローズ 52 1.2 1.58 18 3.55

2013年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
久古健太郎 スワローズ 38 11.0 1.06 9 2.76
マシソン ジャイアンツ 63 4.3 0.89 7 1.03
加藤康介 タイガース 61 4.2 0.97 11 1.97
加賀繁 ベイスターズ 48 3.3 1.47 15 3.97
バーネット スワローズ 47 3.3 1.36 27 6.02
山口鉄也 ジャイアンツ 64 3.2 0.96 9 1.22
山口俊 ベイスターズ 44 3.0 1.33 28 5.40
久保康友 タイガース 44 2.7 1.21 17 2.85
大原慎司 ベイスターズ 58 2.2 1.02 16 3.00
今村猛 カープ 57 2.0 1.50 24 3.31
石山泰稚 スワローズ 60 2.0 1.51 18 2.78
田島慎二 ドラゴンズ 50 1.9 1.52 34 4.76
安藤優也 タイガース 58 1.8 1.38 13 2.28
岡田俊哉 ドラゴンズ 66 1.8 1.20 27 2.79
武藤祐太 ドラゴンズ 58 1.7 1.41 29 3.73
高木京介 ジャイアンツ 46 1.5 1.34 23 4.34
久本祐一 カープ 43 1.5 1.42 28 3.00
横山竜士 カープ 37 1.5 1.33 14 3.23

リリーバー投手の4~6番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で4~6番目に登板数が多い投手

2014年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
一岡竜司 カープ 31 3.9 0.74 2 0.58
加賀繁 ベイスターズ 37 3.2 1.17 21 4.93
筒井和也 タイガース 28 2.4 1.32 19 5.03
大原慎司 ベイスターズ 44 2.2 1.39 16 4.45
笠原将生 ジャイアンツ 26 2.2 1.53 18 4.26
榎田大樹 タイガース 24 2.1 1.79 35 7.05
香月良太 ジャイアンツ 41 2.1 1.27 17 4.21
中澤雅人 スワローズ 24 2.0 1.30 4 1.57
田島慎二 ドラゴンズ 42 1.9 1.49 29 5.12
青木高広 ジャイアンツ 38 1.9 1.15 9 2.45
松岡健一 スワローズ 39 1.8 1.41 29 5.12
岡田俊哉 ドラゴンズ 38 1.6 1.35 35 4.33
パヤノ ドラゴンズ 23 1.6 1.23 7 2.59
戸田隆矢 カープ 30 1.6 1.42 21 3.32
加藤康介 タイガース 32 1.5 1.73 12 4.56
小野淳平 カープ 22 1.4 1.50 16 3.86
カーペンター スワローズ 32 1.1 1.67 17 4.73
ソーサ ベイスターズ 27 1.0 2.07 13 4.94

2013年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
永川勝浩 カープ 29 5.6 0.96 8 2.04
ボイヤー タイガース 22 5.2 0.89 8 2.67
松田遼馬 タイガース 27 4.8 1.35 14 4.25
藤江均 ベイスターズ 25 4.2 0.88 4 1.27
筒井和也 タイガース 39 3.5 0.99 13 2.58
七條祐樹 スワローズ 30 3.0 1.23 16 4.04
青木高広 ジャイアンツ 34 2.7 0.83 10 2.87
松岡健一 スワローズ 34 2.5 1.50 42 5.73
小林正人 ドラゴンズ 33 2.3 1.37 7 4.11
江村将也 スワローズ 31 2.2 1.65 16 5.40
大田阿斗里 ベイスターズ 38 2.1 1.24 16 3.72
笠原将生 ジャイアンツ 30 2.0 1.48 17 3.33
今井啓介 カープ 33 1.9 1.37 22 3.23
菊地和正 ベイスターズ 24 1.7 1.75 11 4.95
香月良太 ジャイアンツ 19 1.6 1.53 13 6.16
マドリガル ドラゴンズ 31 1.6 1.33 14 3.23
河内貴哉 カープ 34 1.5 1.21 8 4.15
浅尾拓也 ドラゴンズ 34 1.4 1.30 5 1.47

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

2014年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
江尻慎太郎 ホークス 39 9.4 0.55 7 1.59
金無英 ホークス 16 6.0 0.72 2 1.08
星野真澄 ジャイアンツ 45 5.7 0.89 5 1.25
服部泰卓 マリーンズ 23 5.0 1.21 7 3.63
吉原正平 マリーンズ 28 4.8 1.56 24 6.00
金森敬之 マリーンズ 37 4.8 0.95 14 2.54
安部建輝 ベイスターズ 23 4.2 1.46 10 3.97
武藤好貴 イーグルス 29 4.2 0.99 11 2.80
梅津智弘 カープ 28 4.0 1.21 15 3.55
山本翔也 タイガース 34 3.8 1.08 6 1.95
菊池保則 イーグルス 25 3.4 1.19 13 4.33
矢貫俊之 ファイターズ 26 3.3 0.90 5 1.50
玉置隆 タイガース 44 3.3 1.44 11 2.50
小熊凌祐 ドラゴンズ 32 3.2 1.46 16 4.04
土田瑞起 ジャイアンツ 35 3.1 1.19 11 2.75
乾真大 ファイターズ 34 3.1 1.24 10 2.43
二保旭 ホークス 33 3.1 1.19 18 2.91
横山竜士 カープ 30 3.0 1.23 19 5.70

2013年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
江尻慎太郎 ホークス 26 18.0 0.65 2 0.69
玉置隆 タイガース 30 7.0 0.97 5 1.50
榎下陽大 ファイターズ 28 5.1 1.22 17 2.78
上野弘文 カープ 33 4.8 1.04 8 2.02
レデズマ マリーンズ 26 4.3 0.74 4 1.33
川崎雄介 ライオンズ 21 4.2 1.10 7 3.00
一岡竜司 ジャイアンツ 35 4.2 1.01 4 1.10
金澤健人 ホークス 17 4.2 1.17 6 3.00
井上公志 ドラゴンズ 19 4.0 0.83 2 0.93
菊地和正 ベイスターズ 21 3.8 0.75 2 0.96
鈴木義広 ドラゴンズ 35 3.8 1.28 19 3.92
橋本健太郎 マリーンズ 31 3.6 1.50 16 4.80
香月良太 ジャイアンツ 30 3.5 1.13 6 1.91
林啓介 タイガース 25 3.5 1.62 17 6.38
小林正人 ドラゴンズ 20 3.3 1.66 14 8.04
阿部健太 スワローズ 27 3.0 1.13 7 1.93
土田瑞起 ジャイアンツ 62 3.0 1.03 16 2.56

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2022.7.9
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