【2011年】セ・リーグ救援投手を前年比並びに他球団と比較する

2022年6月28日火曜日

セ・リーグ

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2022年7月9日 更新履歴

先発とリリーフの区別

最近、投手の役割分担が「先発」と「リリーフ」というカテゴリ以外にも、「ショートスターター」とか「オープナー」とか投手の中に様々な役割分担が誕生しています。あまり細かく分けて評価しても焦点がボケてしまうので、ここでは大きく、長いイニングを投げられる「イニングイーター」としての先発投手(最初に投げる投手とは限らない)と、短いイニングを抑える「リリーフ投手」という2つのカテゴリに分けて評価してみます。

「先発投手」と「リリーフ投手」の区別は以下の通りとします。

  • 「先発投手」 : 投球回数が登板回数の2倍以上
  • 「リリーフ投手」 : 投球回数が登板回数の2倍未満

ロングリリーフを繰り返した投手も「先発投手」のカテゴリーに入るケースもあります。

リリーフ投手の評価に仕方

最優先する指標は、

  • 奪三振が多く与四球の少なさを表すK/BB

ノーアウト満塁!この時リリーフに送り出す投手は、与四球が多い投手は論外で、バットに当てられただけでも嫌ですよね。データ的には、K/BBが高い投手が適任と言えます。

ファームに埋もれた原石を探し出せ!

ここのサイトの目的のひとつは、ファームに埋もれた原石を探し出すことです。現在1軍で活躍選手がファーム時代にどんな成績だったのか?それを元に、今陽の目をみないファームの原石を探してみて下さい!

各球団でリリーフ登板回数の多い上位6名での比較

各球団で登板回数の多い上位6名の総和が全体のイニング数の何%に相当するか?その時のK/BBと防御率のバブルチャートで表してます。

  • 横軸 : 6名のイニング数の和 ÷ チーム全体のイニング数 (%)
  • 縦軸 : K/BB
  • 円の大きさ : 防御率

クローザーの比較

ここでクローザーとはチーム内で一番多くのセーブ数をあげた投手を指します。

2011年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
藤川球児 タイガース 56 41 6.2 0.75 7 1.24
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 56 37 4.5 1.23 8 1.48
サファテ カープ 57 35 5.1 0.92 9 1.34
山口俊 ベイスターズ 59 34 2.5 1.06 17 2.49
林昌勇 スワローズ 65 32 3.1 0.99 15 2.17
久保裕也 ジャイアンツ 67 20 3.4 0.94 9 1.17

2010年

セーブ数の多い順に並べてます

選手 チーム 試合数 セーブ K/BB WHIP 自責点 防御率
岩瀬仁紀 ドラゴンズ 54 42 3.2 1.25 12 2.25
林昌勇 スワローズ 53 35 3.3 0.86 9 1.46
山口俊 ベイスターズ 54 30 3.2 1.18 20 2.62
藤川球児 タイガース 58 28 4.0 1.07 14 2.01
クルーン ジャイアンツ 52 25 2.5 1.26 24 4.26
横山竜士 カープ 46 11 2.8 1.08 9 1.62

リリーバー投手の1~3番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で1~3番目に登板数が多い投手

2011年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
浅尾拓也 ドラゴンズ 79 6.7 0.82 4 0.41
福原忍 タイガース 55 3.7 1.17 14 2.59
小林正人 ドラゴンズ 58 3.7 0.55 3 0.87
松岡健一 スワローズ 63 3.6 0.98 20 2.86
江尻慎太郎 ベイスターズ 65 3.5 1.02 13 2.06
押本健彦 スワローズ 65 3.0 1.24 25 3.28
篠原貴行 ベイスターズ 67 2.9 1.11 9 1.84
渡辺亮 タイガース 56 2.6 0.97 12 1.98
今村猛 カープ 54 2.5 1.35 49 4.69
榎田大樹 タイガース 62 2.5 1.12 16 2.27
山口鉄也 ジャイアンツ 60 2.4 0.99 12 1.75
久古健太郎 スワローズ 52 2.4 1.35 15 3.65
岸本秀樹 カープ 42 2.4 1.26 21 4.17
大原慎司 ベイスターズ 71 2.4 1.24 15 3.05
アルバラデホ ジャイアンツ 46 2.3 1.21 14 2.45
青木高広 カープ 76 1.9 1.29 20 3.27
高木康成 ジャイアンツ 46 1.2 1.40 15 3.72
鈴木義広 ドラゴンズ 55 1.1 1.27 5 1.08

2010年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
浅尾拓也 ドラゴンズ 72 7.5 0.87 15 1.68
松岡健一 スワローズ 73 6.3 1.05 21 2.64
西村憲 タイガース 65 5.5 1.19 31 3.89
山口鉄也 ジャイアンツ 73 5.3 1.08 30 3.05
押本健彦 スワローズ 61 4.7 1.16 18 2.66
久保裕也 ジャイアンツ 79 4.2 1.04 28 2.77
久保田智之 タイガース 71 4.0 1.09 29 3.20
高橋聡文 ドラゴンズ 63 2.6 1.11 11 1.61
大島崇行 カープ 53 2.2 1.46 32 5.14
越智大祐 ジャイアンツ 59 2.1 1.33 20 3.20
岸本秀樹 カープ 51 2.1 1.77 40 5.97
江尻慎太郎 ベイスターズ 54 2.1 1.37 25 4.22
真田裕貴 ベイスターズ 62 2.0 1.34 30 3.88
平井正史 ドラゴンズ 46 1.8 1.14 12 2.20
渡辺亮 タイガース 61 1.5 1.25 22 2.65
増渕竜義 スワローズ 57 1.4 1.36 18 2.69
梅津智弘 カープ 46 1.4 1.59 26 5.80
加藤康介 ベイスターズ 49 1.4 1.92 24 7.81

リリーバー投手の4~6番目の比較

クローザーを除いて、チーム内で4~6番目に登板数が多い投手

2011年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
豊田清 カープ 32 20.0 1.06 9 3.08
バーネット スワローズ 48 4.2 1.19 14 2.68
橋本義隆 スワローズ 17 4.2 1.61 9 4.34
牛田成樹 ベイスターズ 45 3.8 1.14 19 3.69
梅津智弘 カープ 23 3.7 1.20 6 2.70
三瀬幸司 ドラゴンズ 44 3.6 1.27 16 4.08
藤江均 ベイスターズ 47 3.4 0.99 8 1.58
野間口貴彦 ジャイアンツ 12 3.3 1.10 3 1.98
久保田智之 タイガース 23 2.9 1.66 13 5.40
越智大祐 ジャイアンツ 42 2.4 1.14 12 2.75
小林宏 タイガース 42 2.4 1.59 13 3.00
小嶋達也 タイガース 36 2.3 1.28 20 3.72
真田裕貴 ベイスターズ 53 2.2 1.51 23 4.22
ロメロ ジャイアンツ 41 1.9 1.32 15 3.29
松井光介 スワローズ 27 1.9 1.48 12 3.56
上野弘文 カープ 31 1.7 1.55 17 5.53
平井正史 ドラゴンズ 33 1.5 1.45 12 3.90
河原純一 ドラゴンズ 30 1.5 1.33 6 2.66

2010年

K/BBの高い順に並べてます

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
高宮和也 ベイスターズ 21 11.0 1.84 6 5.23
小林正人 ドラゴンズ 36 8.0 0.90 5 2.14
MICHEAL ジャイアンツ 37 3.7 1.05 9 1.93
川崎雄介 タイガース 22 3.5 2.03 10 6.75
林昌樹 カープ 26 2.7 1.83 17 5.96
李恵踐 スワローズ 19 2.6 1.02 10 5.09
牛田成樹 ベイスターズ 41 2.5 1.08 7 1.21
松井光介 スワローズ 21 2.3 1.37 16 4.80
清水昭信 ドラゴンズ 44 1.9 1.31 32 4.55
藤原正典 タイガース 24 1.7 1.35 8 3.60
筒井和也 タイガース 23 1.7 1.66 16 6.65
高木康成 ジャイアンツ 21 1.7 1.05 3 1.09
ベイル カープ 30 1.4 1.65 21 7.09
上野弘文 カープ 27 1.4 1.54 15 4.94
星野真澄 ジャイアンツ 34 1.3 1.46 15 3.93
鈴木義広 ドラゴンズ 41 1.3 1.17 13 3.19
弥太郎 ベイスターズ 29 1.3 1.47 11 3.03
渡辺恒樹 スワローズ 28 1.0 1.39 7 4.61

ファームに埋もれる逸材を探せ!

各球団でリリーフ登板の多い上位5名だけを選出して、その中からK/BBが3以上(1回四球を出す間に3回三振を奪える投手)の投手を掲載しました。

2011年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
川崎雄介 タイガース 29 6.5 1.12 5 1.63
サンチェス イーグルス 27 6.3 0.98 6 1.88
小島心二郎 バファローズ 37 6.0 1.19 14 3.67
小熊凌祐 ドラゴンズ 35 5.1 0.96 12 1.63
金無英 ホークス 29 4.9 0.69 1 0.22
根本朋久 ファイターズ 32 4.5 1.30 12 4.26
梅津智弘 カープ 32 4.3 0.88 7 1.59
乾真大 ファイターズ 33 4.3 1.14 4 1.14
藤田太陽 ライオンズ 25 4.3 1.00 5 1.73
武藤祐太 ドラゴンズ 27 4.3 1.05 8 1.80
横山龍之介 タイガース 35 4.2 0.91 4 1.06
久米勇紀 ホークス 32 3.9 0.79 6 1.26
榎下陽大 ファイターズ 33 3.9 1.16 9 1.68
西川雅人 バファローズ 36 3.8 1.30 12 3.34
林昌樹 カープ 42 3.7 1.33 13 3.31
若竹竜士 タイガース 33 3.5 0.94 5 1.24
阿南徹 バファローズ 41 3.3 0.91 3 0.66
小林雅英 バファローズ 27 3.3 1.46 11 3.54
金剛弘樹 ドラゴンズ 31 3.3 0.79 2 0.62
神内靖 ホークス 31 3.2 1.02 16 2.94
吉川昌宏 スワローズ 37 3.2 1.41 10 3.25
松崎伸吾 イーグルス 27 3.1 1.33 16 4.55
菊地和正 ファイターズ 38 3.0 1.30 12 2.87

2010年

K/BBが高い順に並べています。

選手 チーム 試合数 K/BB WHIP 自責点 防御率
高宮和也 ベイスターズ 28 6.3 1.88 13 6.27
加藤大輔 バファローズ 32 6.2 1.30 11 2.86
橋本健太郎 マリーンズ 29 6.2 1.03 5 1.50
藤田宗一 ジャイアンツ 27 5.5 1.14 10 3.65
西川雅人 バファローズ 26 4.7 1.15 6 2.08
須永英輝 ファイターズ 33 4.7 0.88 11 3.13
吉川昌宏 スワローズ 23 4.6 0.77 2 0.69
山本徹矢 マリーンズ 37 4.2 1.01 7 1.39
木塚敦志 ベイスターズ 35 4.0 1.15 11 3.67
ジェン タイガース 38 3.9 1.27 26 5.20
有銘兼久 イーグルス 25 3.8 1.03 8 3.09
植村祐介 ファイターズ 33 3.8 1.17 10 2.70
金剛弘樹 ドラゴンズ 43 3.8 1.33 13 2.60
松本幸大 マリーンズ 32 3.7 1.52 23 6.54
水田章雄 ホークス 16 3.5 1.31 10 5.63
秦裕二 ベイスターズ 26 3.5 1.19 12 4.44
李恵踐 スワローズ 23 3.4 1.58 20 5.68
久米勇紀 ホークス 24 3.4 0.90 3 1.16
石川賢 イーグルス 22 3.4 1.64 16 6.55
服部泰卓 マリーンズ 32 3.3 1.30 13 3.55
谷中真二 ライオンズ 36 3.1 1.13 8 1.98
山本一徳 ファイターズ 36 3.1 0.98 8 2.02
齊藤信介 ドラゴンズ 22 3.1 1.59 10 4.22
神内靖 ホークス 20 3.0 1.19 6 2.79
上野貴久 ジャイアンツ 40 3.0 0.95 5 1.30

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2022.7.9
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